秋はすぐそこ??

猛暑というか酷暑というか激暑というか…も一段落してほっとしている今日この頃。
暑いとまったくウールに触る気がしなくて毛関係はしまいこんでいたんだけど
そろそろ秋冬の本も出始めてるしシーズン到来かな?
わたしも少しそわそわしてきた。


で、GRASSHEARTでの手紡ぎ講習に行ってきた。
冬にスピンドルをはじめたものの、ほぼやみくもに自己流でやっていたので出来ることに限界を感じてちょっとお休みしてたんだけど、いい機会なのでちゃんと教えてもらおうと参加した。
いままで実はカーディングの仕方も知らず、原毛をむしって適当に紡いでた。カーディングするとお行儀のよすぎる糸になると思い込んでたので必要ないと思ってたのだ。これ大きな間違い!
カーディングを教えてもらい、ちゃんとロール状にしたフリースはすごく紡ぎやすい。そいでもってきれいすぎる糸になるというわけではないのね〜
(まあ経験値が低すぎるせいもあるかも。このへんは上達しないとわからん)


カーダーも購入し(AshfordのPIPY)、
まずはコリデールのミックス(白〜ベージュ〜茶)を混ぜて紡いだ。



ところどころにネップがでて、ツイードっぽい糸になった。
こういう質感、好きだ〜。
これはS撚りで紡いだので本当なら単糸のままがよかったんだろうけど、私には細すぎたので双糸にした。だからZ撚りになっちゃった。
まあ棒針にはS撚りの糸ということ自体さいきんまで知らなかったんですが。
(なんでS撚りかって理屈も実際のところよくわかってません。)


そいで講習のときたえこさんやあーちゃんがオリジナル染色のフリースをミックスしてえらく素敵な糸を紡いでいたのがあまりにジェラシーで、うちに帰ってからはいろいろ混ぜまくって実験中。



混色、おもしろーい!
頭で考えてる色とぜんぜん違う色になったりする。ふあふあの状態でみるのと紡いだ糸とではまたぜんぜん違うし。
混ぜる毛の質によって糸の表情も違ってくるんだなあ。あたりまえだけど。
ニットの品質表示に「毛●%」なんて書いてあるけどできれば「メリーノ●%、ロムニー●%、コリデール●%」とか表示してもらいたいもんだ、なーんて思ってしまった。そうしたら自分で実践しなくてもだいたい毛の特性がわかって便利そうじゃない?(横着者)

てもとにある原毛の色がかたよってるのでできる糸の色もかなり狭い幅ですが、自分ではこれでもおもしろい。


でもこのまま行くとやっぱり染色もやってみたくなるんだろうなあ。
鮮やかな色目をアクセントに入れたらもっと楽しそうだもんなあ。


それとやっぱり、原毛をみていると「このもじゃもじゃをそのまんま生かしたい!」と思ったりもしてフェルトもちょっとためしたりして。



そもそも原毛それじたいのかわいさに惹かれてはじめたスピンドル
糸を紡ぐというのはなんだか魔法みたいで(魔女みたいで?)とても楽しいんだけど、原毛のもじゃもじゃや野生っぽい感じをそのまんま生かすにはやっぱりフェルトかも…なんておもったりも。


あー、夏の終わりがほんとに嬉しいな!