うれしいことがいろいろ

ずいぶん前から編んでいる気がするVogue#31、とうとう完成!
寒くなる前に編み始めたはずなのに、春はすぐそこ。せめて桜が咲く前に、とお尻に火が付いてあせって仕上げた。よかったー、桜に勝って。(??)
元のデザインのキモとなっているアシンメトリーな前立て部分を変更しちゃったので
まったく別物になってしまったけど自分で着られる物をはじめて完成させたのでうれしい。満足。


これです、これ。


デザイン:Vogue knitting 2006 Fall #31 をちょっと変更
サイズ:XS 
使用糸:ピエロ ベーシックアルパカ(アルパカ80% ラムウール20%)
重さ:275g (40g×約7玉)
ゲージ:20目×26段 8号棒針


以下は思いついたことを羅列。
同じ号の#26のぶっといみつあみがかわいかったので前立てに採用。けっこう気に入ってるけどもっと太くてもよかったかも。端3目をとじしろ分で裏メリヤスにしてあります。
サイズは「アメリカのデザインならXSでだいじょーぶでしょ!」と勝手に思ったんだけどけっこうタイトな仕上がり(すみませんアメリカの方)。インナーは極薄手のものしか着られない感じ。ぴったりめでいいんだけどねー。
Vogueにはできあがりサイズしか書いてなかったけど各サイズ標準のボディーサイズが書いてあればいいのに。(私が見つけられなかっただけ?)ニットって編み地によって同じ寸法のものでも着た感じが違う気がするから、できあがりサイズだけ書いてあってもよくわかんないと思うのはわたしだけなのかあ。
アルパカ混のこの糸はふんわりしてて軽く、なかなかいい感じ。あったかいです。


ところで、パーツをあんでいざ組み立て!という段になって経験値がゼロに近い私はすごーく悩んでしまった。いわゆる基礎本を穴のあくほど見てもどのやり方を採用したらいいものかよくわからない。
結局肩と袖ぐりと前立ては引き抜きとじ(はぎ)に、脇と袖下はすくいとじにしてみたんだけど、これが正解かどうかもよくわからず。
組み立てるのって難しいなあ。
いっしょうけんめい目を合わせたつもりでも、気づくと少しずつずれてたりするし。最後はやっぱり無理矢理つじつまを合わせた感じ。やっぱこういうのはちゃんとわかってる人に教わった方がいいのかもなーと思った。仕上げの方法ってあんまり細かく基礎本にも書いてないのね。組み立てる前にスチームを当てて形を整えるとかもいろんなブログを見て知ったことだし。あと、とじはぎ用の糸を編み始めとかにあらかじめ長くとっておくとか、そういうのも書いてないし。どこにどれだけ糸をあとでつかうのかわからなかったので全てのパーツの編み始めと編み終わりにながーい糸を残しといたんだけどそれじゃあ無駄が多すぎ。これがもし高い糸だったら「1cmたりとも無駄は出したくないよ!」と思うよな。

えーと、全体としてはよーく見るとあちこちに難があるけど(やり直しが嫌いなもので…)、1m離れればわからないので全部オッケー!ってことにしましたー。
一応、記念写真なんぞを。



話変わって、あーちゃんから素敵なプレゼントが届きました!


あーちゃんオリジナルカラーのフリース。写真では色が出ていないけどすごく深みのあるなんともいえない色。所々にビビッドな色が見えるけどそこがまたなんともあーちゃんらしくてうれしい。
いわゆる「ナチュラルカラー」ってかんじじゃ全然ないけど、すごく「自然」を感じる。
自然界のいろんな美しいものから色をわけてもらってきたみたい。そんな強い力を感じた。
ナチュラルってアースカラーや優しい草木染めのような色ばっかりじゃないんだよなあ、うん。
これは大切に大切につかわねば!じっくり見てさわって、いちばんいい形にしてあげたいのでしばらくいつでも目に入るところにディスプレイしておくことにしようっと。
ほんとにありがとう!