幼稚園グッズと実験

幼稚園に入園するのに準備しなくちゃならないグッズのあれこれ、
頭を悩ませた。


一緒に布を選びに行ったら多分最近興味津々のキャラクターものを選ぶだろうな…
プリキュアとかそのたぐいの)
毎年マイナーチェンジがあったりするTVのキャラクターものは避けたい。
キャラクターが変わったりして来年つくりなおしなんてまっぴらゴメンだ!


かといって私の好みに走りすぎでもつまんないだろうな。
けどうちのムスメ、好みがはっきり言ってよくわからない。
お洒落には興味がないようで、ありがたいやらさみしいやら。



むむむ…



と考えてたら三月も終わってしまいいよいよあせって作り出した。<遅い
ダンナにイヤミを言われたので(前の日の日記参照)
家の在庫布をひっくり返しましたよ。


入園式にギリギリセーフ!



ふう。




絵本バッグと靴袋、コップ袋。
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いちおうカワイめな感じ。
けっきょく私の好みでいってしまった気もするけど
本人も喜んでたのでよし。


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靴袋は2足はいるものという指定なので大きめ。大きすぎた。
絵本バッグは指定サイズなんだけどやっぱ大きい。
こどもにはひきずっちゃう。これに荷物入れたらかなり重いと思うなあ
結局は行き帰り母が持つことになるので私の好みで作って正解。(違う?)



…ってまだスモックとかお弁当グッズとか終わってないけど。
名前付けも全然で、その日の服にその日の朝書いてるけど。




話変わって。
ちょっと前にたえこ部長のところで見て、すっごいやってみたくなった
食用色素の染め。


じつは園グッズそっちのけで実験してました…ははは。

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これらはうちにあった食用色素。
アメリカのもんです。ゆるいジェル状。以前海外通販したもの。
右に見える緑とピンクは粉末状でこれも多分アメリカのもの。たしかこれは合羽橋で買った。でも日本では認可されてない色素が入っているのか
「シュガークラフト専用、食べないで下さい」
と書いてあった。


百聞は一見にしかず、やってみましたとりあえず。


おー、染まった染まった!


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これは赤系、オレンジ系で染めてみたんだけど
やり方は普通の合成染料とほぼ同じ、水につけておいた羊毛を
お鍋に移して、あらかじめ水に溶かしておいた食用色素をたらしてぐつぐつ煮る。
あ、途中でお酢を投入。
最初から入れなかったのはなんでかというと
色素によっては酸性の条件では染まりにくいらしいので。
(赤色3号、赤色104号、赤色105号)←ちなみに赤色2号、102号は酸性でも大丈夫っぽいです。


で、知りたかったのが
「なんで食用色素で羊毛が染まるのか?」
ってこと。


色々調べると、子ども向けの理科の実験で「食べ物で毛糸をそめてみよう」
っていうのがけっこうあるんだよね。
ジュースやかき氷のシロップで毛糸が染まれば合成の食用色素が使われてるって
こと。
食用色素って酸性色素なんだって。へ〜〜〜


酸性色素っていったら酸性染料みたいなもんでしょ、多分。(ここらはてきとー)
ここでもう結論はでちゃったような気もするんだけどもう少し探ってみる。


ここからさきはもう「化学」の世界。
高校のときひどい成績だったな…


ここから全然おもしろくない話がはじまりますよ。


なんでも、羊毛や絹の動物たんぱくの中にある「−NH2」っていう分子は酸性の条件でプラスイオンの形になるそうな。
で、酸性色素の中にある「−SO3Na」っていう分子が水の中でマイナスイオンになるそうな。
プラスとマイナスはペアになりたがるのでくっついて染まる、
とまあそういうことらしいんですね。
ここにかいてありました)


はっきりいってまったくちんぷんかんぷんですけど…
それにだれもこんな話、興味ない気もするし…(私もあんまり興味ないし!!)


でもいちおう調べたのでつづき。
で、「赤色3号、赤色104号、赤色105号」には「−SO3Na」がふくまれてないんですねー
こちら参照
だから他の食用色素とちょっとばかり勝手がちがうみたい。(と勝手に決めてみた)
酸性(=酢を入れた状態)だと沈殿する性質らしいから染める時は要注意。
ってたえこ部長と同じこと言ってるけど!
ちなみにある程度煮てから酢をいれたらちゃんと染まった。


…なんか「染めの化学」についてはわかったようなわからないような。


えーとようするに、動物性の繊維は食用色素で染まるってことで。
そうでない繊維は染まらないってことで。
そんな感じです(笑)



まあ食用色素ならお鍋とかを染色専用にしなくてもいいからいいよね!



さて入園グッズも一段落したし(したのか?)、やっと色々紡げるわ。
ここのところ欲求不満!
でもやっぱ春夏は綿、麻、シルクだよね〜
今度は材料をまたそろえるところからはじめなくては…